あたりまえのことだが、takam16は「本と本屋と図書館に魅せられて」
の管理人である。今更ながら、よろしくお願いします、だ。
ひどく遅いご挨拶だ。申し訳ない。

記事を書くスピードは自分でも腰を抜かすほど速いといつも過信しているが、
タイトル決定にはさすがに時間を割いた。飯を食べるのを忘れ、風呂に入る
のも忘れていた。腹はグゥと鳴り、おまけに臭かった。

その悪戦苦闘の結果がこのありさまだ。あまりにも策がないなと反省したが、
いつのまにか検索サイトに引っかかる。「本と本屋」と入力すれば、
takam16とご対面だ。こんばんは。

こう見えても、見えなくても、takam16はちゃっかり関西人である。
文章からは関西の風味は感じられないと人からよく言われるが、文から
風も味も感じる奴なんてそうはいやしない。
だからこそ読者はしばしば驚く。関西出身であることに。あーこりゃこりゃ。

アメブロ仲間には同じ関西同士のくせに、なぜかお互い標準語を使う。
おかしいったらありゃしない。
しかし理由は簡単だ。漢字変換がうまくいかないのだ。
面倒はごめんである。

関西人は何事につけて、輸出が好きだ。それらは
言葉の輸出、早歩きの輸出、そして阪神タイガースの輸出である。
takam16も漏れなく輸出好きである。大きなお世話だ。



アメブロを始めて半年が過ぎたが、takam16はブログに関して
いわゆるスタンスを持っている。いくつか紹介する。

・記事は煮て、焼いて、炒めて、蒸して、味付けする

記事のほとんどは2週間前に書き始め、2、3度の加筆・修正をする。
時々塩加減の間違えに気づくが、そこはしかとを決め込む。
記事が古いと注文が付くが、記事の5つの動詞に加え、
「さます」
も入れておこう。できたてほやほやなどとんでもない。
腐る前に発信する。いや、発酵させてから発信する。
どこか、ヨーグルトの世界である。




・相手にコメントをする

コメントは相対的によくする。なんてったって面白い。
最も望んでいたアイテムだ。既存のHPでは困難だった。
しかし、だからといってなんでもかんでもコメントするわけではない。
記事によってはできないコメント、できにくいコメントがある。
まず、小説を書かれている方へのコメントは遠慮している。
創作活動中に合いの手を入れるのは失礼と思うからだ。
次に、takam16は知らないことだらけの人間だ。
苦手分野も相当ある。コメントしたくてもどうコメントしたらいいか
がわからない、ただそれだけだ。

一方でコメントをしにくい場合の中に、「できあがった派閥」
というものが横たわる。つまり、ある種のサークルのように
コメント者が固定されすぎている場合に一歩引いてしまうという
のであるが、自ブログではいっさいそのような心配は無用である。
ただでさえコメントのし難い我がブログだ。コメントをもらえば
takam16のご機嫌はすこぶる上向く。
単細胞の管理人である。



・コメント返しは自分のブログにする

ここは意見の別れるところだ。始めた頃に手本にした先輩ブログが
そうしていたからだ。モノマネってわけだ。
それは変だと人は言うが、それも変だと俺は言う。
いや、やっぱり別に変ではない。スタンスを決めればそれでよい。
ちなみに自分が相手にコメントする時は、相手は相手のブログに返信
していると頭が洗脳されている。だからコメントノートが必要だ。
相手のIDとコメントした日付をメモする。後日、しっかり応対して
いるか確認に行く。返信されていればOKと書く。
これぞ自己満足である。
ただし、返事のないのは腑に落ちない。それはブログが一方通行には
適さないからだ。書き手と読み手が同じ目線でやりとりできることが
ブログの面白いところだ。それがないのはあるよりもつまらない。
誹謗・中傷によるストレスを除けば、コメント返しはしてもらいたい。


・読者管理をしている

これをしている方はおそらくいない。takam16は実はアクセスという
データベースで読者の方の登録日とIDを管理している。
理由は、ブログの記事というものが、その瞬間、その時点での心境を
書いたものであることが第一だ。また、読者はしばしばどのような
バックボーンを持っているのかを記事中に掲載することは多々ある。
だから一度言ったことを再び聞く失礼を避けるため、
そういった過去記事の特に目立った記述をアクセスに
入力する。具体的にどういうことを入力するかというと、例えば
記載されている範囲内での

性別
出身地
職業
趣味
特技

などである。なぜ、このことにこだわるかと言えば、これらを間違って、
あるいは理解もせずにいると、大変な失礼を相手にする恐れがある
からである。
性別や職業を誰かと間違えてコメントするほど失礼なことはない。
また、読者の方かどうかがわからないのもてやんでぇだ。
以前、時々コメントをさせていただくある大物サイトにコメントを
した時の返事に

「はじめまして。」

と返されたことだ。さすがに抗議した。これらは読者を多く抱えた場合に
はありえることだが、逆に嫌な部分を悟ってしまった。自分の記事を
発信することのみにとらわれている典型的な例である。
しかし相手の対応は早かった。だから今でも時々お邪魔する。

以上のようなことは自分はできるだけ起こさないように注意するために
アクセス管理を行うようになった。
ランキング参加をやめた理由のひとつにこのことがある。
読者の増加はしばしば混乱をきたす。そのおっちょこちょいな
性格を修正する意味もある。

一方で、相手の趣味や特技を知っておくと非常に得をする場合がある。
「情報リテラシー」
という言葉がある。必要な情報を探し、取り出し、活用するためのノウハウ
のことであり、「情報の目利きになる」というようなニュアンスである。
例えば、北海道の情報が知りたいとする。もしも、読者のひとりが
北海道住まいの方である場合、アクセスデータベースでその人が
「北海道出身」
ということを入力していれば、大変便利である。
特技がドイツ語の方にドイツ語について知りたくなった時、アクセスに
入力しているなら、これまた便利である。
ブログというものはまさに生の情報をゲットできる必殺の情報源である。
アクセスによる読者管理をいぶかしく思われた方は以上の理由を
知った上で心を落ち着かせてもらえれば大変ありがたい。



ちなみにtakam16は最低限、以下のとおりである。

関西人
男性
人は若いと言ってくれるがそれは違うとツッコむ輩もいる
肩こりと不眠症に悩まされている
現在の仕事はどこかにこっそり書いている。
元書店経験者
ただいま図書館ネタにご熱心
サッカーネタには滅法強い
ガンダム、Drスランプ話は好きである
世界名作劇場がらみのTV番組も案外好み
阪神は、桧山でもなく、浜中でもなく、スペンサーだ。
消費者問題に興味深々  (*訂正:興味津々、失礼。)
旅行主任資格と経験あり
昭和史をただいま勉強中
本の定価販売に不満

コメント返しは自ブログにて
アメブロ以外の他ブログとの交流盛ん
TBには消極的
本の評価に点数はつけない
自分がつまらないと思った本は紹介しない
書店を中心に出版業界には少々うるさい


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第18回三島由紀夫賞候補作品   5月17日受賞作決定予定

・「悪意の手記」  中村文則   「新潮」2004年5月号    
・「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」  本谷有希子   「群像」2004年12月号    
・「クレーターのほとりで」  青木淳悟   「新潮」2004年10月号    
・「六○○○度の愛」  鹿島田真希   「新潮」2004年2月号    
・ 「となり町戦争」  三崎亜記      
・「明るい夜」  黒川創   「文學界」2005年4月号


第18回 山本周五郎賞候補作品    5月17日受賞作決定予定

・ 「チルドレン」  伊坂幸太郎    
・ 「私が語りはじめた彼は」  三浦しをん    
・ 「明日の記憶」  荻原 浩    
・ 「ナラタージュ」  島本理生    
・ 「君たちに明日はない」  垣根涼介