大学生の独り暮らしで新聞を購読していない学生は全体の2割
などという話を耳にしたが、記事も内容もどれも似たり寄ったり、
ましてやインターネットという大物の登場は若者の心を
ギュッ
とわしづかみ。世の流れには逆らえないようだ。

ちなみにtakam16も若者づらをして肩で風を切りながら
毎日を過ごしているのだが、どうも長持ちしない。

「それはトシをとったということだね、アンタ。」

「そういうアンタはもっとトシだろ!」

と笑いの混ざらない乾ききった会話が最近多いのは体に良くない。
ウコンが必要であろうか(違)と自問自答する今日この頃である。


とりあえず、takam16の大学生活はとうに過去の汚物...いや
産物となってしまっており、とりあえずは新聞のごやっかいになっている。
少数派のサンケイ新聞が我がポストに宅配されるわけだが、
どこ新聞もそうであるが、
サンケイ新聞にもあるテーマにそった

「投稿」  

のコーナーというものがある。普段はつまらないなぁとしかとを
決め込むのだが、土曜日のテーマ投稿

「ちょっと一息」

はなかなかどうして、万人ウケ、takam16ウケをする
いいお題だ。他の購読者の一息の入れ方を知るのは興味深い。
なかでも一番に目についた小見出しが、60歳会社員の

「書店、図書館でストレス発散。」

我がブログのネタにはおあつらえ向きの一節だ。
還暦に乾杯!!

この方は、ストレスがたまったと思うと、書店や図書館に逃げ込むらしい。
「逃げ込む」という言葉にはいささか、ぷぅ~ と吹き出したが、
この方曰く、大好きな作家本のコーナーの前で背表紙を眺めると、
心が癒されるという。

まったく便利にできているものだ。本が癒し系とは井川遥もビックリだよ
と思いつつ、なかば関心もしながらの
投稿記事であった。

というのも、takam16の最近選び読む書といえば、
肩の凝るテーマが多い。
それは望んで精神の疲れをともなう読書をしているのでは決してない。
もちろんリラックスしながら読むのだが、
事前の情報と実際の読書とで本の中身がいやに違うというのが多々ある。

ストーリー上において、なぜか無差別によく人が殺される。
人が死ぬような話は、心の準備があった方が入り込みやすい。

また、文章もディテールが深すぎたり、比喩表現が多すぎると
なんだか気分を害することもある。

初めての作家というのも、精神の疲れを伴う。読み慣れない文章とは
いやはやストレスのたまるものである。
作家も広すぎず浅すぎず、少しずつ手を広げたほうが、takam16
にとっては調子がぐんと上がるらしい。

しかし背表紙を眺めると癒されるというのは売上難に苦しむ本屋の店員
が聞いたならば、涙がちょちょぎれる話だよ、チョンチョン。

takam16は本のデザインや色に刺激を感じるタイプだからこの方
とは少し違う。むしろ癒されるなら、雰囲気、空間が優先する。
案外、せせこましい状況というものを苦手としているため、
雰囲気・空間が本を優先するのがホンネである。


この「投稿記事」は、他にもあり、
・ホットコーヒーで一息を入れる
・素足になる
・車内の旅広告で旅行気分

など、takam16などが口をさしはさむことのできない
海千山千達の「ちょっと一息」話に

また肩が凝ったよ。まったく。(苦笑)
ストレスまでたまってきたよ。
カルシウム不足だ。牛乳を飲んで寝よう。

これで明日は下痢だ。まったくまったく。